4月になったら中学生!高校生!

皆様、入学、卒業、新級などの準備でお忙しくお過ごしのことと思います。

4月からの新中学生、新高校生生徒達の、現在制作中の作品紹介です。

★新中学生生徒作品

1・最初の作品はお絵かき初め・酉年の時だった。よく覚えています。いつの間にか私と同じ背丈。6年生になった時花の絵が大好きで描き始めた作者、今回は油絵でも挑戦!桜の花が今の季節にピッタリ。背景も中々素敵。

2・しばらく休んでいたが復帰。相変わらずの緻密さ、カレンダーを作りました。窓に凝って凝って、中味は描かない方がいいやとの作者の弁ででした。次回は細かな絵に挑戦したいとの事、どんなのできるかな。楽しみです。

          


二人ともキャラクターに挑戦。そういえば6年生はいろいろ忙しく少々お疲れ気味で、気楽に描けたら楽しいのではと思い「キャラクターやアニメの絵でもいいよ」って言ってみた。「本当にいいの」と嬉しそうだった。心のどこかで本格的な油絵じゃないって思ってたのかな。そんなことは無い。いろんな事に挑戦しながら自分のスタイルを見つけていければいいと思います。まだ未完ですが完成が楽しみ!

 


★新高校生生徒作品

4才から続けている作者。寡黙な中で、じっくり描き続けている。

絵の中からはいつも彼独自の心のハーモニーが聞こえてくるようだ。高校生になっても続けるよね、と問うたら、少し笑みを浮かべてこくんと首を振った。

 

溢れるようなイメージ豊かな作者。今回は鉛筆画に挑戦。おばあちゃんからプレゼントされたHから10Bまである鉛筆を大切に使っている。仕上がりまで時間がかかりそうだが、楽しみです。この教室が続く限りずっと続けるよなんて言ってたっけね。嬉しいな。


独特な色づかい、彼女にしか描けない構図、なんとも面白い。以前は教室では読書少女だったが、この頃は画布に向かう姿は中々だ。一枚一枚時間がかかるが、これからもどんな絵を描くのかとっても楽しみだ。

 

たくさんのビンを目の前にしていくつか選んでまずはスケッチを始めた作者。ビンの質感を出したいと挑戦中。試験や部活で忙しい中をひょっこり現れ、時々自分の思いも語ってくれる。そっか、こんなこと、あんなこと感じているのかと、私にとっては新たな発見の時間も中々楽しい。

 

だんだん絵の中に迷いがなく描けるようになった作者、ここまで来るにはたくさんの思いを駆け抜けてきた姿に拍手!写真が趣味で、なんといっても自分で撮った写真を前にして描き始める。そこが素晴らしい。「中学進学で勉強の毎日は辛かったけれど、終わった時公園に行ったら、公園がすごくきれいに見えた」ってつい最近言ってたっけね。その感受性、いいなって思いました。


こうして一人一人の事を書きとめていると、改めて生徒達の思いが発見できます。

あぁ、こんな風に感じてるんだ、こんなこと考えてるんだと。

これからもエールを送りつづけたいと思います。