幼児の自由クラブ!!

ピンポーン、ドアの外でチャイムが鳴り、4歳のK君が入ってきた。
「ぼく、ピンポンまで手が届くようになったよ」
「そっかぁ、お兄ちゃんになったんだね」
ニコッとするK君。
幼児クラスの子たちのこの頃の成長ぶりに驚くことがある。一年前、うまくいかないとすぐ泣きだした子が、失敗しても笑って飛び越えていく。
誰かがしゃべれば、ぼくの話聞いて、聞いてと言っていた子が、待っている。
そして・・・子どもたちの自由クラブでの発見が面白い。その日のテーマが終わった後、机の上に置いたいろいろな材料から子どもたちは選ぶ。
                                  


                                                                               
                    「これはねハリネズミさんのコーヒーカップなの」
                       なるほど、だから周りにとげがあるんだね。

                      
                      「ぼくが作ったカギだよ」
                       柱に差し込んで開ける真似をするO君。
                       割り箸にクリップをたくさん差し込んで、ウーン、なるほど、なるほど。             
                       
                      
                       「仮面作ったよ」
                        「へぇ、自分で目の部分に穴をあけたの?」
                        「そう」
                        思わず、輪ゴムを使って耳にかけてあげてしまった。


                   ★あぁ、こういう発見、工夫の喜び、ずっとずっと持ち続けてほしいな!!