★解放感!

絵本の紹介です。
子どもたちはうんこやおしっこの話が大好きだ。家で「うんこー」「おしっこー」そんなことばかり言ってたら怒られるかな?
でも思いっきり言った子どもの顔はいつも楽しそうで晴れ晴れとしている。

「トイレとっきゅう」1978年発行・こずえ刊・おりもきょうこ作・ずいぶん昔の本だ。だがだが、いつの時代になってもこの本はわが教室でベスト3にはいる。
          
                 
                 
 

そして……こんな本が発売された。「学校のトイレでうんこなんかしたら、みんなに「くさい」なんていわれる」こんなフレーズで始まる。
さっそく中学生に見せた。黙々と読んでいくF君、読み終わって爆笑。
「これ、絶対小さい子に受けるーーー」
「君が一番喜んでるんじゃない」なんて思わず突っ込みを入れてしまった。なーんかこの本最後まで読んだら、子どもだけでなく大人も解放感を味わえる。そして最後の落ちが抜群。まさに生きる哲学書です!
まだ教室の本棚にはおいてないけれど、これから置きます。子どもたちがどんなふうに読むのか楽しみです。ぜひご一読を!
                  2012年11月発行今人舎刊・高橋秀雄・作 中谷康彦・絵