このところ、3・4年生の子達が扱いにくい。
ギャングエイジと言われている年代だ。
私の教室でもご多分に漏れず、そうだ。
わかっていても授業が終わるとへとへとになる(>_<)(笑)
特徴は反抗的、「こうしてみれば」と言えば「先生は指図するのか」とブーイング。
「頑張って」と背中に手を添えると「やめて!虐待だよ」
カメラを向ければ「盗撮!」まさに思うまま、かしましい。
長い絵画教室の中で、ふと昔の事を思い出す。
そういえばいつの時代の3・4年生は扱いにくかったなぁと、だが感慨にふけってる暇などない。
今の子ども達の置かれている環境は複雑だ。
A!・ゲーム・塾をはじめ多様なおけいこ事そしてパンデミックの閉塞感。
子ども達は意識的であれ無意識的であれ、心身ともに影響を否応なしに受け、そのような中で手を出し足を出し角を出し反発しながらも頑張っている!!
わかってほしい気持ちと、わかってなんかほしくない気持ちが交錯する。
先日何とか子ども達が穏やかになるようにと子ども達を惹き付けてやまないアニメや漫画。
「今日はキャラクターの絵を描こう」と提案して見た。
「やったぁ」と子ども達のかわいい声。
壁に貼っておいたら幼稚園の子が言ってたっけ。
「フリーザーだよ」「スパーサイア人だよ、すっごく似てる」ドラゴンボールの事は何となくわかっていたけれど、おばさん先生はこっそり家に帰ってネットで調べてしまいました。汗(@_@。
この子は基本絵が好きだし上手だが、テーマ―に対するのりはいまいち。うーん、残念といつも思うが、なんとこの二枚の絵、凄いなぁと思わずため息。
「私はこれにき~まり」黙々と楽しそうに描いていたMちゃん
まだまだ続く。
文句を言いながらも、ついにK君は描き上げた。満足そう。
「家に持っていきたい」と。
もちろんOK、嬉しそうに持って帰る姿が忘れられない。
ギャングエイジは大変だが、一つの成長の過程だと思えば、きっと素敵な時代だ。
今も通ってきている中高生や大人になった子達も、確かその頃本当に扱いにくく大変だった。でも今はステキに変身!
ギャングエイジと言われる子達、きっといつか変身する。
今はそっと見守るしかないが、応援してるよ。
そして私もへとへとになるなど言ってないで(≧▽≦)、子ども達から様々なパワーをもらって変身しよう(^^♪
インフルエンザの学級閉鎖が増えています。
コロナも増えています。
どうぞ皆様、気をつけてお過ごしください。