貼る・選ぶ・描く・創る


画用紙にセロテープを貼ってね。この日はどれだけ使ってもいいセロテープ。
これが、結構気持ちがいい。
普段めんどくさいという子も、楽しそうだ。



  

さぁ、テーブルの上にあるモデルを自分で選んでみよう。
さてさて、どれを選ぼうかな?迷う子、すぐに決まる子、子ども達の選ぶ姿が中々いい。モデルを選んだら、セロテープを貼った画用紙にマジックでしっかり描いて、クレパスを塗る。
それを、ティシュや指でこすってご覧と提案してみる。
「えぇ、せっかく描いたのに」思った通り、子ども達からブーイング。
「まぁ、まぁそう言わないでやってご覧。もしかしたら凍ったようになるかもしれないわよ」しぶしぶやる子。面白がる子。やっているうちに夢中になる。

4年生のS君は人形とバイオリンを選んだ。なんだか凍った感じになったと納得。さて、次週どんな絵に変身するのかな?

 

5年生のMちゃんは本のページを開いて、部屋の様子と紙で出来た家を選んだ。
ひなびた部屋みたいと、一気に周囲の絵が膨らんでいった。

沢山の凍った感じ・古めかしい感じの絵が出来上がった。
続きは次週のお楽しみです!

ただ描くだけでなく、いろいろなプロセスを経て、視点を変えることで思いもしない世界が開けていく!
困った時や、行き詰った時、いろいろな見方や考え方があることを、絵や造形を通してさりげなく子ども達に伝えて行けたら。