こども語録

子どもたちのなにげない言葉が面白い。そしてドキッとさせられたりもする。そんな言葉を集めてみました。

 

「先生いくつ?」「100才だよ」

「うそだーい」「29才だよ」

「うそだーい、ねぇ、ほんとのこと教えてよ」「45才だよ」

「そっかぁ」ようやくA君は納得してくれた。 うーん大分さば読んでしまったなぁ。でも気分は45才(笑) ❣

 

「先生B型でしょう」「なんでそう思う?」「だって雑だもん」見透かされてしまった。(心の中で、でもさぁ、この紙切って、これ丸めるのどうしたらいい?子どもの要望に応えるにはなんといってもスピード感といいわけなんかしながら)「残念でした、本当は0型だよ。0型ってどんな性格?」「マイペースかな」それから教室中わいわいがやがや「私はAB型」「僕はA型」「A型はさぁ…」血液型の話に花が咲く。「さぁ、そろそろ絵を描くよ」と言いながらなんだか脱線の楽しい時間!

 

B君が寝転んでいる。「どうした、疲れてる?」「いや、べつに」そう言いながら眠そうだ。「もしかして勉強、大変?」「うん、塾の宿題とか、英語の勉強とか」「そう、それって君がやりたくてやってるの?」一瞬間があって「勉強しなきゃ、英語が喋れなきゃ生きていけないもの」と答えが返ってきた。「そうかなぁ、いろんな生き方があっていいと思うけれどな」そんな会話をしながら、ともすれば親や大人が子どもの為と思いレールを引いてるのではと……もっと自由に、もっと自分らしくと伝えたい。伝えるにはどうしたらいいのだろう、と考えつつ、「教室でゴロゴロしてても、落書きしたい時はしてもいいよ」と答えた。心なしかB君の頬が緩んでいる。

 

「もう、私のパパったら」「私のお母さんはさぁ」「お兄ちゃんなんか…」「妹ったら…」子ども達の両親、きょうだいに対する反発や不満が聞こえてくる。言い出したら止まらない。そういえば、私にもあったっけ、両親やきょうだいに対して反抗的な時期が。子どもたちが話し出したら口を挟まないことにしている。言いたいことを言える。ちょっと言ってみたい時もある。それでいい。そうすればいつの間にか静かになる。

 

「私、勉強しなさいって親に言われたことないよ」とEちゃん。 「そう、よかったね」「小さい時から遊べ、遊べって」Eちゃんの絵の伸びやかさや発想の豊かさは、どうやらここらあたりにあるのだろうか。 

まだまだエピソードは尽きません。またの機会にお伝えしたいと思います。

 

教室にはいろーんな子達がいる。 このコロナ禍の中で、マスク生活、自粛、オンライン、生活の仕方も随分変わってきました。そんな中で子どもたちは頑張ってるなって思います。もちろん大人たちも。

 

描く、描く。つくる、作る、創る。いいね!

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