おひな様が完成しました。
紙コップのおひな様は年小さん。ひな壇に固定しょうとしたら、「わたし、おうちで遊びたいから貼らないでね」おうちでたくさん遊べたかな?
ぼくのはおだいり様とおひな様は離れたくないんだよ、そう言ってタコ糸を沢山、沢山使ったS君 。途中でストップって声をかけたくなったが、見栄えより大切な子どもの心。きっととっても仲のいいおひな様なんだね。
わたし、おひな様ってどんなのか知ってるよ。表情が自信に満ちて面白い。だっておひな様、知ってるから。納得。
「おひな様かぁ」いま一つノリが悪かったT君、それなのに「二人は離れたくないんだよ」と後ろにテープを貼ってから「屏風はどうするの?」金色のボール紙を出してあげたら、カッターで真剣に切ったっけね。 子どもの心が開いていく瞬間。次週大切そうに持ち帰りました。いいね!
どんどん作っていくMちゃん。おひな様に向かって、イメージまっしぐら。黄色い紙がほしいと言ってきたので黄色いカラー画用紙を渡しました。 広々とした屏風の前で何を語っているのかな?
ひな壇も屏風も黒を選んだMちゃん、色のチョイスが面白い。ぼんぼりをペットボトルと綿棒を使って作ったけれど、終了までに乾かなくてちょっとがっかり。おうちで出来たかな?だけど、goodアイディアでした!!
何を作っても描いても心が膨らんでいくSちゃん、表情も色合いもステキ!そしてなんといっても作っている時の作者の表情がとてもいい。
いやいや、下記の二人のおひな様は、タコ糸で作った髪を絵の具で黒く染めるのに終始一貫、出来上がりよりもプロセスを楽しんでいる姿に、これこそプロセスの醍醐味を感じた。黒く手あかのついた着物の痕跡、出来上がりなんぞなんのその、二人の作る姿に感動、でした。
上記と正反対の完成をイメージしたおひな様。長い間何かに使えるかもしれないととっておいたお祝い事の水引が、こんなところで役に立ち嬉しかった。二人の水引の使い方が面白い!
様々なおひな様の出来上がりでした。子ども達の出来上がるまでの過程が見ていていいなって思います。3月3日は過ぎましたが、ひと時を楽しんで頂けましたでしょうか。そういえば、何年か前にも同じように制作しました。
「毎年出して飾るんですよ」と、もう高校生になっているSちゃんのお母さんからの報告があったことを思い出しました。今年も飾ってもらえたかな。
まん延防止が延長されました。中々出口が見えませんが、春がそこまでやって来ています。造形教室の中で生き生きとした時間を過ごせますよう(^^)/~~~!