9月も半ば過ぎになりました。秋は芸術の季節、みんな夏の自粛生活から解放され、久しぶりに描く姿に力が入っていました。
幼時から一年生はまずは洗濯のりを画用紙にたっぷりおいて、両手でぐちゃぐちゃ混ぜます。どの子も大好き、大好き、どんどん心が解放されていく。その姿があんまり楽しそうで、思わず見とれ、写真で撮りそこなって残念、残念。
その上に四角に切った折り紙を、洗濯のりがついていいるからどんどん貼るのが楽しい!折り紙の色もうんと迷って、選びました。最後は絵の具で仕上げ、真剣な姿、いいね!
出来た、出来た。僕は火の国、私は宝石の国、僕はお化けの国だぞ。
2年生以上は、まずマスキングテープで絵を描きました。もちろん下書きなしです。ちょっと方法を変えただけで、みんな興味津々。どの子の絵も生き生きとしています。
●この作者はりんごと女の子をテープで描きました。周囲の色をぬるのにうんと時間がかかりましたが、テープをはがした後の帽子の模様ががステキ!
●燕たち、テープをはがしたところには果物や野菜をいっぱい描いて。燕が果物や野菜を運んで行くようです。夕焼け空、夜までに間に合うかな。
●テープで描いたのはひまわり。種の中の窓を開けると動物たちが住んでいるのにご注目。こんな楽しい家があったらいいね!
●私、絶対リスを描きたいの。作者はテープで描く時から大張り切り。真っ赤に燃える秋の紅葉の森もステキです。ノリノリで描いた作者、私、これを展覧会に出したかったなぁと、言っていました(#^.^#)。
●さっそく取りかかった作者は、並んだ家、テープをはがして、いろいろな屋根模様が面白い。周囲にはトンボや鳥や蝶々、どの家が住み心地がいいのかさがしているのかな?
●まるで展覧会の様。額縁にいろいろな絵をいれました。完成まであと一歩。
楽しみです!
中高生以上は制作途上です。この時の作品に向かうそれぞれの表情の中に、様々な思い、様々なアイディアが窺われる。そんな時間がとっても貴重でいいなって思います。
今回はいろいろなモデルをテーブルに置き、そこから選んでみました。全部置いて撮れなかったのが、残念、残念。
●ビンを選んだ作者、このビンはどんな風に変貌するのかな?ちょっとワクワクします。
●モデルをそばに置き、只今思案中。写真には失念しましたが、大きな時計の周りに動物たちを沢山描きたいと作者は言っていた。キャンバスも10号を選びました。
●彼女はモデルをあれこれ触って、どれを選ぼうか考えています。うんとたっぷり時間をかけてね。
●作者はは、教室に来る前から、描く絵を決めて張り切ってやってきました。木炭でビルの形や窓を思案中。どんな街になるのかな?
●彼女も独自の世界を作ろうと、モデルには見向きもしなくいきなりアクリル絵の具を使って描き出しました。不思議な絵ができそうです。
この二人は、夏前からずっと描き続けています。
●私、透明な感じが出したいのと、作者はガラスの本を見たり、透明の研究のに四苦八苦。こんな風に描きたいものに向かう姿っていいなって思います。
●自分でもどんな世界に着地するか謎、そこが作者の面白いところです。誰にも描けないユニークな世界を描き続ける作者、密かに応援しています。
●モデルを選んで描きました。何てかわいらしい人形、二頭の馬、作者の手にかかったらモデルが生き生きしてきます。完成が楽しみです。
●金魚の絵。楚々とした作者に似合わない大胆さがとっても素敵です。さて、完成は?
まだまだ考慮中、制作の入り口に立った人たちが何名かいます。次回にはアップできると思います。じっくり時間をかけて描く、描く。秋は呼吸が深くなる季節です。まさにこの時期にふさわしい絵ができそうです。