久しぶりの本の紹介です。
思春期の子ども達、教室でも率直に思いを語る子、言葉にしないが体中で自分を訴えてる子、いろいろなことに反発しながら、それを出し切れなくくすぶってる子、様々な子ども達がいる。そんな子達を思い浮かべながら、この本を読んだ。
本文は、第1から第13までわかりやすく書いてある。どこから読んでも面白く、その時々で開いて読むのもいいかもしれません。小さな風穴があくきっかけになるかもしれません。是非ご一読を!
第1・「かわいい」を疑ってみない? 第2・怒れ!怒れ!怒れ!
第3・一人でいるっていけないこと? 第4・自信ってなんだろう?
第5・明るすぎる澁谷の街で考えたこと 第6・ルールとモラルがぶつかったら
第7・質問するってめんどくさい? 第8・心の明け渡しをしていませんか?
第9・生意気っていけないこと? 第10・家族ってなんだろう?
第11・世界は広く、そして人はなんてゆたかなんだろう
第12・動かないでいるって、そんなにダメなこと? 第13・斜にかまえるってかっこいい?
もう一冊
優秀な兄を持つ弟の葛藤、親への反発、偶然出会った女の子に対する恋心、女の子はヤングケアラーだったことがあかされていく。(※ヤングケアラー、子どもが病気の親の介護を担う)いついかなる問題が私達の前に起こるか一寸先は闇だ。多くの問題を含み読みごたえがあった。読後感はさわやかでした。この本も是非ご一読を!
濱野京子著・2020年・くもん出版刊
秋は読書の季節・たまにはじっくり、読書もいいなって思います!