中・高校生になると部活・学校・テスト・その他・いろいろ忙しい。息を切らしながら飛び込んでくる子、ちょっとあちこち散歩してからくる子、教室に着くなり学校であったこと等あれこれ話す子、脱力してしばらくぼーとしている子、思春期の子達の様々な素顔が見えます。全部ＯＫ、ＯＫ。そんな中で表現した絵、どの子の絵もいいなって思います！
中学１年凱君
←虹の海のイカ（六年生時の絵）
三角を点で結んで描いた絵、面白いイカができました。周囲のモノクロの魚との対比が面白い。いつも一枚一枚ゆっくり仕上げていく作者の丁寧さが伝わってくる。
六軒の家の周りには？（油彩）
中学生になって油絵を始めました。周りに思いのまま描いてみた。水彩画のようには中々いかないけれど、油絵の一歩の努力と楽しさがにじみ出ています。これからが楽しみ！↓
中学１年･陽南子ちゃん
↑パッチワークのの魚（油彩）
青で色を統一した中に、時々見える違った色がワンポイント、同じ青の中に見えるいろいろな青が面白い。テーブルクロスにしたら海の上での食事気分なんて味わえそうだね。
←果物素描（六年生時の絵）そういえば、昨年一寸疲れたなぁって思った時、描いた絵だったね。リアルなものを丁寧に描くのが得意な作者。９月からまた新たな一歩！楽しみにしています。
中学１年･紗英ちゃん・光を浴びて
中学生になって俄然油絵が面白くなったように感じます。コツをつかんだ作者の実感が伝わってきます。部活が終わって走ってくる姿に脱帽。
中学１年・楓也君・スポーツカー
写真ではわかりずらいですが、部品の凝った作り方が素敵です！
「なんといっても僕の好きなのは工作さ」との作者、で、工作に向かってＧＯ、ＧＯ！９月から楽しんで作ろう！
↓やぁ、ぼく招き猫です！（小学６年時の絵）
この猫一寸作者君に似ている。こんなおおらかで大きな感じで頑張ろう。
中学３年・ひろき君 深海の魚（油絵）↑
色を出すのにとても苦労をしました。そのかいあって、中々深みのある色がでました。まさに深海です。
違うことをやってみたいと言い出したので、ちゃっかり、使えなくなったイーゼルの解体作業をお願いがてら提案してみました。「いいよ」一つ返事。
廊下で黙々とのこぎりを使って作業をしている横顔が、粋な職人さんみたいでカッコよかった。そして、木の一部を使って出来たのが←。彫刻刀で彫って油絵で着色して。作者の思いが伝わってきます。
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高校１年・洸菜ちゃん 都会の時間（油彩）
部活、学校で忙しい間をぬってやってくる作者、自分の思いをキャンバスに静かに語りかけています。中々時間がなくてまだ未完成ですがじっくりこれから仕上げます。完成した時がとても楽しみです。
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高校１年・みるちゃん バイクに乗ったワニ（きり絵）↑
すっかり、ここのところ、きり絵にはまりました。この作品は６枚目です。いつもユニークな発想、きり絵でもその個性がキラリ！
←招き猫（油絵）どんな絵を描いても、みるちゃんにしか描けない面白さがあります。モデルは真っ白だったのに、作者の手にかかるとたちまち変身。
高校１年・紘恵ちゃん 建物
鉛筆描写、ずいぶんかかったけれど完成したね！細かな部分に目をこらすと、思わず唸ってしまいます。
高校２年･千帆里ちゃん セロハン中のりんご（鉛筆デッサン）↑
絵の専門高校に通っている作者、このデッサンは学校で描いたものです。なんだかいい感じです。一日６時間、デッサンや油絵を描く時間に費やしていると話してくれた。学校帰り教室にやってくる頃には脱力。スケッチブックにマンガを描いたり、ひたすら色をぬってみたり、遊びの絵（↑魔女の隠れ家）を描きたい気持、わかるなぁ、学校の緊張もわが教室での弛緩もどっちも必要で好きだと言う作者です。
高校３年･佐市君 漢字！
漢字の絵を描き始めて一年余りがたちます。もう何十枚にもなり、いつも旅という字から始まる。教室に来ていつもの順序で黙々と描き、その集中力、技術もどんどんアップしてすごいなって思います！作者は口答より筆談の方が得意です。漢字の絵はどうですか？と聞いたら、嬉しいですと答えがかえってきた。今まで楽しいという返事が多かったが、嬉しい！このひと言、私もすごく嬉しかったです。
高校３年・勇仁君 ぼくの図鑑
物の形を一瞬にして捉える作者、その力は天才的です。一度描いたら消しゴムなし、書き直しなし、思わず見入ってしまいます。いま少し休会中ですが、再会を楽しみにしています！
★次回は大人篇です！
