読んでみてね!第二弾

夏休みになりました!
みんな、少しはゆっくり出来てるかな?
夏休み、お薦めの三冊です!

        
                2011・童心社 
「ぼく」のクラスに転校生がやって来た。その子はおかしな言葉を使う。どこかみんなと違う。かの有名な宮沢賢治の「風の又三郎」もそうだが、外国の子、障害を持った子、方言をしゃべる子等など、ちょっと違う子達って子ども達にとっては宇宙人?異人?
いつもの日々がかき乱され、緊張したり、ちょっといじめてみたくなったり、活気づいたり、今までの日常が少しづつ違った豊かな世界へと広がっていく。
異質共存、みんな違っていんだよ、そんな思いがユーモアいっぱいに伝わってくる。
                          

        
                1998・講談社
猿飛佐助、悩み葛藤しながら「自分の主人は自分」規制の概念に囚われることなく、自分の信念を貫いて進んでいく佐助。
なんと言っても文章のテンポのよさ抜群。痛快な物語の中に珠玉の言葉が溢れている。世は戦国末期乱世、今の世の中を彷彿させる。著者は書く「乱世こそ希望」だと。
今を生きる子ども達に読んでほしい、ハラハラドキドキしながら是非読んで楽しんでほしい、お薦めの一冊!


         
               2011・新日本出版社
帯のとおり、弱くたって思いを強くもてば本物になる。夢を自分でつかみとるんだ、失敗したってどんまい!亀ヶ丘中学の男子卓球部、超がつくほどよわっちくておまけに不良がたむろしていたり。
練習場所は暗い倉庫、倉庫から抜け出して晴れ舞台に出ていく卓球部メンバー達が最後には不良君も交えて、ギクシャクする中で、個別の自分を大切にし、連帯していく様子が涙ぐましくユーモラス、かつ感動的に語られていく。
三部作がこれから出るそうです。楽しみにしながら、頑張れ、ふぁいと!

♪8月は教室生徒、絵画(油絵、リキテックス、切絵など等)のブログ展覧会です♪