四月はクラス替えがあったり、新しい学年になったりと、何かと環境の変化があり、子ども達もどこかそわそわしている。それで、景気をつけて乗りきろうと、おもいっきり自由にでき、楽しい工作はないものかと考えた。くるくる回る三角塔の乗り物のみ、みんなで同じ方法で作り、後は材料無制限で楽しい遊園地をたっぷり三週かけて作ることにした。[切符売り場もあるんだよ」]
「ほら、ミッキーマウスが乗ってるの」
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「ぼく、今までのお絵かきで一番面白い!」
「これなんだかわかる?海の迷路の遊園地だよ]
「ワクワクドキドキ、なにができるかな?
中には、自分の家で部品を作ってくる子もいた。特別参加した中学生のお姉さま方は、さすがにクールに小学生の子達を見つめていたが、みーんな子ども達の力で作り上げた遊園地。セロテープだらけだったり、四角がまがっていたり、相談には乗るが手を出さない。出来上がると、はみ出すくらいに大きくなった子もいたが、どの子の顔も輝いていた。今学期もホップ・ステップ・ジャンプ!