展覧会報告第一弾

無事に展覧会が終わりました!今回は子ども達(中3から20代の生徒達)の設営、保護者の方々の励ましやご協力、友人たちにも助けてもらい 2年ぶりに開催することが出来ました。ありがとうございました💛

 

★設営をする生徒達の底力・GOOD!!

 

さぁ、お待ちかねの昼食時間。おにぎり足りたかな?

 

よく働いたからおいしそう!

 

お腹いっぱい、さぁもうひと働き。最後に記念写真を撮りました。

 ハイ・ポーズ❢ みんなみんなありがとう!ありがとう!

 


★その子だから描ける。その子にしか描けない。その人だから描ける。その人にしかか描けない。表現っておもしろい! 出品作品をもう一度。(写真がいまいちでm(__)m)

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

★展覧会に寄せて、コラムが届きました。

私のアシスタントでもあり、生徒でもある黒川晃志君からです。ご一読ください。

 

「展覧会を終えて】        黒川晃志記

  この度は展覧会に足を運んでくださりありがとうございます。

 僕自身とっても楽しかったのと同時に、とっても学びがありました。

 絵を見てもらう事、絵を描くという事。その双方から日々接している造形教室の事を考えました。

 絵にはストーリーがあります。絵の中にも、作者がその絵を描くに至るまでの変遷にも。僕は展覧会場で解説を求められた際、その両方を説明しました。

 この作者はどういった状態からこの絵を描いたのか。前作との違いや、その合間で言っていた発言など。そういった解説は皆さん、楽しく聞いてくださって、僕も緊張しながらですが、生き生きと話せた気がします。しかし、少し話し過ぎたような気もします。絵の中に込められたストーリーや情感だけで伝わるもの、または、鑑賞者が独自に読み取っていく過程。それらを一定方向に固めすぎてしまったかもしれないと反省しつつ、見られる事とはなんだろうと、考えてもいます。

 展覧会自体は大いに盛り上がり、僕の友人も普段接しない生徒の保護者さんとも話せて、非常に実りのある時間となりました。しかし、まだまだこれからだとも感じました。ですが、何がまだまだなのかも掴めずにいます。

 子供たちの変遷にまつわるストーリーはまだまだ成長の途中であり、造形教室の展覧会は、ある意味、絶対に完成しない展覧会とも言えるでしょう。そもそも絵に終わりがないように、子供たちが(生徒たちが)成長し続ける限り、定型は無く常に流動的です。

 その中で作者の個人的なストーリーを説明してしまうのは、必要な気もするし、いらない気もするし、今後の彼らの動きによっても大いに変わるかもしれません。

 僕自身の作品も展示していただいて、多くの方に「どういった絵なのか?」というリアクションを頂けました。その度に僕は喜んで、絵を指さしながら自身の変遷と共に絵の解説をするのですが、これも、本当はいらないのかもしれません。

 僕はまだまだ未熟なので、絵の中から読み取れる事、わかりやすい入り口や導線を絵の中に組み込めていない事など、様々な学びがありました。ですが、そういった導線の張られたクオリティの高い絵が、造形教室の展覧会に必要なのかもわからないところです。僕個人の問題や課題点などは自分で成長していって、勝手に個展などを開けばいい話です。造形教室の展覧会。それをさらに良い形にしていくには、僕らも胡坐をかかず、生徒たちと成長していかないといけないと感じます。

 今回の作品の配置は大人ではなく、生徒が主となって設営しました。そのような動きが重要なんだと思います。今回は非常に実りのある展覧会に関われてとても感謝しています。また来年度も開開催する予定ですので、良ければ、今年から来年にかけての変遷の結果も、見ていただけると幸いです。

https://instagram.com/kurokawa_koshi?igshid=NzZlODBkYWE4Ng==

                                

 

次回は見に来て下さった方々を含め、会場の楽しい様々な様子をお伝えいたします。

さぁ、↓この不思議な筒はどんな風に変身したのかな?お楽しみに。