ハロウィンの絵を描くことにした。
本来の意味は毎年10月31日に行われる、古代ケルト人が起源と考えられている祭のことで、もともとは秋の収穫を祝い、悪霊などを追い出す宗教的な意味合いのある行事であったらしい。
「ハロウィンってなにかな?」
子ども達に問いかけてみた。
「いろいろな家を回ってお菓子をもらうんだよ」
「違うよ、悪魔のお祭りだよ」
子ども達から、いろいろな答えが返ってくる。
子ども達が思うハロウィンを絵にすることにした。
ある子は、お菓子ずくめ。
ある子は出来るだけ怖い絵を描きたいと、話が膨らんでいく。
そんな風にして、いろいろな絵がどんどん出来上がっていく。
おどっている絵、怖い絵、中には、これは日本のハロウインだよとお墓を描いたり。
ちょっと怖い絵は、子ども達の心を惹きつけ、どうやら心を開放させたりするようだ。
そういえば、本棚にある怖い物語や怪談話は子どもたちに大人気だ。
描き終った子達、読み終わった子達の顔が、スポーツをして汗をいっぱいかいた後の様に、さっぱりした感じになる。
なんだか、そういう気持ちわかるなぁ。