スーパームーン

子ども達が「スーパームーン見た?」と大騒ぎしていた。
それで、大きな月を描いて「その中に何がいたら面白いだろうか」と提案してみた。
怪獣・ゲームのキャラクター・動物・ゆうれい・中にはお花などなど、どんどん話が広がっていく。 
他の紙に書いて月に貼ってみることにした。

一年Aくんは「もちろんウサギだよ」とまずはウサギをシルエットで描いた。
もう一羽は目で見えるウサギ、これはお手伝いに地球からやってきたらしい。
この二つの違いの発想が面白い。



























B君は恐竜の町が住んでいると楽しげに描いた。
が一匹だけ大きすぎて月の中に入りきらない。
「どうしょう」と一瞬しょぼん。
ここは先生の出どころだ。
「B君、一匹は月を眺めているのにしてみたら」
「そっかぁ、じゃぁ、月に行く道も描かなきゃね」
そのうち恐竜の背中にお団子、月に運んでいるところも描きどんどん話が広がっていった。
「わぁ、失敗したから、よかったぁ」
 A君とB君は顔を見合わせてうなずいていた。
(そうそう、失敗したらリセットしないで、そこから考えてみよう。もっと素敵な考えができるかもしれないよ)
 時々、さりげなく言うことにしている。
 子ども達の心に伝わっていたことが嬉しかぅた。
 他にも楽しい絵がたくさんありました!