もうすぐ夏がやってくる!

  昔、子ども達が生まれるずっと前、パソコンなどない時代、印刷文を作るのにガリ版刷りの時代があった。その時に使う道具の一つが鉄筆。
画用紙の下に雑巾を置いて鉄筆でトントン。
「面白い、もっと、もっと」
「こんなことをして何になるの?」
 トントントン、トントントン、夢中になる子、「めんどくさいなぁ」「二本つかってやってもいい?」とつぶやく子、こども達の表情はいろいろだ。






裏を返して手で触るとザラザラする。
「気持ちいい、マッサージされてるみたい」
「これは実は砂浜ね」
「ウソォ」
「砂の色ってどんなだろう?」
こども達との掛け合いのなかで、「黄色」「茶色」黄土色」思い思いの砂のイメージがこども達の頭に広がっていく。




[












色をぬって砂浜の出来上がり、砂浜には貝、ピー千ボール、ゴムぞおり、中にはフラダンスしている女の人がいたり。

砂浜の向こうは海。画用紙に海色の絵具をぬって、手で丸めてね。程よく広げると、ざぶんざぶん、波の海の出来上がり。みんなの海をつなげると、もっと大きな海。
次週は、この海を素敵に仕上げます。お楽しみに!
梅雨の合間のひと時を、こんな風に遊んでみました。