子ども達の夏

梅雨が明けて猛暑の日々、粘土で太陽を作ることにした。
粘土を丸めて、太陽の色を絵の具でぬって、
光は楊枝を刺してね。
思えば、震災から約四ヶ月がたとうとしている。
被災地の方々はこの猛暑の中どうしてらっしゃるだろうか?
そんなことを子ども達と話し合い、被災地の方々にエールを送ろうと太陽の上にそれぞれが思うことを書いてみた。



みんなが書いてるのをみて、六年生の女の子が「頑張って言ったら、よけいに辛くなることもあるんだよ、今も頑張っているのに、これ以上なにをってさ」
「先生、これ、被災地に届けてくれる?」
子ども達の会話を聞きながら、彼等、彼女達の胸の中になにが去来しているのだろうか?じっと耳をすましながら思う。


3歳。4歳の子達は、堂々と大好きな青色の絵の具を出してぬった。「節電ってね、パチッとついて、パチッて消えるんだよ」一生懸命教えてくれる4歳のA君

私は作ってぬるのが楽しいの、真剣な年長さんの女の子。[
「楊枝刺すのって楽しい!」「今日は七夕よ、だから太陽にお願いするの」


★いろいろな作品が生まれた。メッセージを書いた子も、書かなかった子も、きっと心の中で、様々な形で受止め、感じているに違いない。
被災地の方々に一日も早く平穏な日々が、おとずれますよう!!