子ども達のなにげないつぶやきや、語りかけてくる言葉にドキッとしたり、感動したり、反省させられることが日々ある。
☆「先生、ピンポンダッシュしたことある?」
「あぁ、昔あったかなぁ、君はしたことあるの?」
「うん、あるある」
「どういう時?」
「塾の帰り、イライラしている時なんか」
「今日ね、塾休みなんだよ、やったね!」
「どうして休みなの?」
「先生が熱がでたんだって」
子ども達は塾におけいこに忙しい。オーバーヒートして壊れないように祈るような気持になることがよくある。
☆「お絵かきの先生ってもっと若い先生かと思っていた」と入会して1年になろうとしている男の子。
思わず苦笑、(無理もないなぁ、君とはうーん、どれだけ年が離れているのだろう?)と心の中でつぶやきながら、これからも若作りして頑張ろう!!なんて密かに決意(^^♪
☆「本はやっぱり紙だよね。ケータイ小説も電子書籍もなーんかなぁ」と中学生の文学少女・B子ちゃんが、教室の本箱をあさりながらつぶやく。
その発言が嬉しかった。ゆっくり本に向き合う時間、登場人物に共感したり、冒険を楽しんだり、生きることを考えたり、めくってはまた元に戻ったり、そんな楽しみがじっくり味わえるって、やっぱりいいね!
☆牛乳パック・フイルムケースのふた、メンコ・ストロー・竹串などを使って動く車を作ることにした。小さい子や男の子達は大喜び、「僕ね、公園に行ってどんぐりに穴を開けて、動く車作ったんだよ、でも今日のは凄いね」と話してくれたC君に大いに気を良くしていたら、高学年の女の子にはかなり不評でノリが悪い。あぁ、導入にこちらの工夫がいまいちだったなぁと反省、何年もこの仕事に携わりながら、またひとつ勉強。