ゆっくり、ゆっくり、カレンダー作り、そして教室

やっと5人出来たよ!カレンダー。

真ん中のは3歳児・なんとなく春夏秋冬の色が面白い。夏は海だよ。と言いながら「津波が来てね」と話してくれた。能登地震の映像は3才時には、いえ小さな子ども達の目には、心にはどんな風に映ったんだろう。被災された方々が1日も早い普通の生活の戻れますよう祈らずにはいられません。


大きな窓、小さな窓。季節になったら窓を開けてね!お誕生日月に、自分や家族を描いた。幼児の子は自分のお誕生日しか知らないもんと堂々と自分を描きました。

 

一生懸命制作に向かう様子です!

 

まだまだ続きます。インフルで休んだ子、のんびリ描いてもうすぐ完成の子!しばらく休んでいて復帰した子。完成が待ちどうしいです。きっと素敵なの、できるね。

 

中学生以上の子たちのカレンダーは毎年、私が独断と偏見で作品を選んでプリントアウトして渡します。もう少し待っててね!

さてさて、もうすぐ中学生になる子達、もうすぐ高校生になる子達、学校も忙しくなりそうだからと、教室続けようかなと迷ってる子もいるかといます。

 

今度高校生になる5名の子達、本当に頑張って続けてると思います。全員小学生から、中には4歳から来てる子もいます。だからどの子もその子にしか描けないオリジナル作品が出来つつあります。試験等で忙しくお休みする時もありますが、凄いなぁと思います。

時には自分の思いや悩みを語り合う時もあります。いい時間だなぁと思います。家庭でもない、学校でもない、リラックスして話せる居場所。大切な大切な時間だと思います。ずっと続けられたらいいなって思います。

次回は新中高生のオリジナル作品や様子をアップする予定です。

 

ここのところ春を感じたり、急に真冬の寒さになったり、寒暖の差が激しい日々です。

教室でも毎回のように、誰かがインフルでお休みし、学級閉鎖も多発しています。

皆様くれぐれも体調に気をつけてお過ごしください。

 

 

 

 

 

カレンダー・どんなのできるかな?

毎年、カレンダーをこの時期に作ります。今年は4枚の紙に春夏秋冬のイメージカラーを絵の具で塗って、窓つくりをしてみた。

 

いろいろな窓が出来ていく。写真はこの二枚しか撮らなかったが、ステキな窓が沢山あります。窓の中には季節の絵を描く予定です。。

 

ところが幼児の中には、ストレートに季節の絵を描いた子もいて面白い。

また長年作り続けている大きな子の中には、私は今年のカレンダーはこれって決めてたのと自己申告しせっせと描き続けている子もいる。そんな時は決してテーマから外れてるよとは言わないことにしてる。だって、考えて考えて描き始めたんだもの。太陽の上の細かな模様がなんともいえなくステキです。

 

授業風景の一部様子・アシスタントの先生もじっと見守っています。


さぁ、どんなのできるかな?

出来次第アップします。

今年はインフルが猛威をふるい、お休みする子もいて、2月中に出来ない子達もいるかもしれない。ゆっくりゆっく丁寧に作りあげよう。

今年はどんな年にしたいかな?どんな年になるかな?たくさんのことを思いながらね。

 

2月3月は,進級・入学・卒業・入試等などで子ども達も保護者の方々もとっても忙しい日々をお過ごしのことと思います。

天候も寒暖の差が激しく、花粉が飛んだり、気圧が一定ではなかったり、体も心もついて行くのが大変です。どうぞ、皆様、体調にくれぐれも気をつけてお過ごしください。

私も先週15日、少し体調を崩して、木曜日クラスをお休みにしてしまいました。

お詫びするとともに、もうすっかり元気になりました!

第5週2月29日振り替えを致します。

 

 







 

 

子どもの豊かな時間

先日、東京に雪が降った。皆様、帰宅時など大丈夫でしたでしょうか?


★雪の中、3才時のW君が元気にやって来た。

「雪知ってる?」

「知っるよ」

「今日は雪をたくさん、たくさん作ろうね」

ティッシュを丸めて、雪を作ることにした。どんどんどんどん雪が出来ていく。

思わず「ゆうきやコンコン、あられやコンコン」と口ずさんだら、他の子が歌いだした。「私、その歌好きだったなぁ」と♬

 

一生懸命雪を作るW君。い一ぱーい出来たよ。サランラップを上からかぶせて溶けないようにした。

その時、ふいにW君が叫んだ。教室の棚にある恐竜のモデルを欲しいという。渡したら、雪の上を何度も走らせた。W君の弾む気持ちが伝わってくる。

帰宅時「もって帰りたい」と。  

「来週返してね」と約束した。大事そうに持って帰るW君、もう雪のこと等頭の中にないだろうなと、苦笑い。おうちでたくさん遊べたかな?

 

★今教室ではインフルエンザが大流行り。どの教室も休む子が多く閑散としている。

翌日も早々と、休みの連絡が入り、時間になっても子ども達が中々やってこない。

ムム、みんなお休みかな、と。通路まで出て待っていたら、K 君がやってきた。

手に大きな雪のかたまりをもって。

「道路に積もっていて、あんまりきれいだから持ってきた」と嬉しそう。

教室に入り、ビニールの上に置く。

「金づちでたたいてみたいな。のこぎりで切ってみたいな」と。

いろいろな道具を出してあげると、嬉しそうに制作。 他の子がやってきて、「K君ばっかずるいなぁ」と言いながらも、「色、塗ってみたら」と面白そうに言う。

K君は金色に塗ってご満悦。家にもって帰り、冷凍庫で保存したいと言い出した。

「ずっと部屋の中に置いておくと、とけちゃうわよ」と、外にある消毒液が設置してあるテーブルの上に置くことを提案。

「誰か持っていってしまわない?」と心配そうに何度も見に行く。

「大丈夫よ」と私。少し安心したのか、もうひとつ雪のかたまりを教室の前の道路から持ってくる。うっとり眺めたり、削ってみたり。

ふと他の子を見ると、その日のテーマ、カレンダーつくりを静かに制作している。

最初「K 君ばかりずいなぁ」なんて言ってたのに、どうやら彼の一生懸命さに影響されたようだ。

子ども達の豊かな時間、今日はこのテーマでと、がちがちに固まらないで柔軟な対応の大切さを実感。これは好き放題とは違う。子どもの心がほぐれていく気づきを改めてもらった日だった。

帰宅時、ビニール袋に入れた二袋の雪のかたまりをいそいそと持って帰るK君。

 

さて、お絵かき初め辰年の最後の作品が出来上がりました。じっくりご覧ください。

 


インフルエンザが流行っています。

コロナ感染同様、皆様くれぐれも体調に気をつけてお過ごしください。

 

2月はカレンダーつくりを予定しています。

 

ゆっくり、ゆっくり制作します。

どんなのできるかな(^^♪

 

 

 

 

 



 

ギャングエイジ

このところ、3・4年生の子達が扱いにくい。

ギャングエイジと言われている年代だ。

私の教室でもご多分に漏れず、そうだ。

わかっていても授業が終わるとへとへとになる(>_<)(笑)

特徴は反抗的、「こうしてみれば」と言えば「先生は指図するのか」とブーイング。

「頑張って」と背中に手を添えると「やめて!虐待だよ」

カメラを向ければ「盗撮!」まさに思うまま、かしましい。

長い絵画教室の中で、ふと昔の事を思い出す。

そういえばいつの時代の3・4年生は扱いにくかったなぁと、だが感慨にふけってる暇などない。

 

今の子ども達の置かれている環境は複雑だ。

A!・ゲーム・塾をはじめ多様なおけいこ事そしてパンデミックの閉塞感。

子ども達は意識的であれ無意識的であれ、心身ともに影響を否応なしに受け、そのような中で手を出し足を出し角を出し反発しながらも頑張っている!!

わかってほしい気持ちと、わかってなんかほしくない気持ちが交錯する。

 

先日何とか子ども達が穏やかになるようにと子ども達を惹き付けてやまないアニメや漫画。

「今日はキャラクターの絵を描こう」と提案して見た。

「やったぁ」と子ども達のかわいい声。

 

壁に貼っておいたら幼稚園の子が言ってたっけ。

フリーザーだよ」「スパーサイア人だよ、すっごく似てる」ドラゴンボールの事は何となくわかっていたけれど、おばさん先生はこっそり家に帰ってネットで調べてしまいました。汗(@_@。

 

この子は基本絵が好きだし上手だが、テーマ―に対するのりはいまいち。うーん、残念といつも思うが、なんとこの二枚の絵、凄いなぁと思わずため息。

 

「私はこれにき~まり」黙々と楽しそうに描いていたMちゃん

 

まだまだ続く。

 

文句を言いながらも、ついにK君は描き上げた。満足そう。

「家に持っていきたい」と。
もちろんOK、嬉しそうに持って帰る姿が忘れられない。

ギャングエイジは大変だが、一つの成長の過程だと思えば、きっと素敵な時代だ。

今も通ってきている中高生や大人になった子達も、確かその頃本当に扱いにくく大変だった。でも今はステキに変身!

 

ギャングエイジと言われる子達、きっといつか変身する。

今はそっと見守るしかないが、応援してるよ。

そして私もへとへとになるなど言ってないで(≧▽≦)、子ども達から様々なパワーをもらって変身しよう(^^♪

 

インフルエンザの学級閉鎖が増えています。

コロナも増えています。

どうぞ皆様、気をつけてお過ごしください。

お絵かき初め第二弾・架空の動物 辰・龍

お絵かき初めが終わりました。

 

中高生以上の作品にご注目!それぞれの工夫が面白い。

 

色といい、構図といいなんともいえない味わいがあります。一名は着色が間に合わなく墨のままアップします。出来上がりが楽しみです。

 

そういえば、版画が完成してなく冬休みの間せっせと彫っていた生徒から寒中見舞いをもらいました。また刷り終えてない大人の方も、頑張りました!

表情が中々です。




能登地震の状況を思うと暗澹たる思いにかられます。

また、コロナも拡大しつつ、10波の入り口ともいわれています。

教室では今まで通り、マスク着用、密を避ける、換気に気をつけ感染対策をしっかり致します。

皆様、どうぞ基本的な感染対策にご協力ください。

 

みんなが描いた龍や辰が、閉塞感を突き破り、大空を駆け巡りますよう!!!









 

お絵かき初め第一弾 架空の動物・辰・龍

お絵かき初めが始まりました。さぁ、どんなのできるかな!準備万端。

 

今年のお絵かき初めは力が入っています。

下描きなし、いきなり墨で描き始めます。作品の中から子ども達のいろいろな思いが伝わってきます。年齢順にはなっていません。

 

尚、まだ出来上がってない子達もいます。次週アップします。

 

 



 

 

 

十二支の中で唯一架空の動物。どんな風にも想像力を広げられそうです。

子ども達の想像力が果てしなく広がっていく!

 

飾ってお楽しみください!

持ち帰った仮巻きの中でシワになってる部分があるかもしれません。そっと手で伸ばせばすぐに戻ります。

上下はセロテープを輪にして貼ってあります。もし取れていたら張り直してください。

 

次週は続きを描いている生徒達の作品をアップします。

なかなかの力作です。

お楽しみに!

 

お絵かき初め

1月15日から18日まで毎年恒例のお絵かき初め期間です。

さぁ、今年はどんなの出来るかな。

どこまでもどこまでも羽ばたける辰・龍が描けるといいね!

下記は12年前の辰年の作品の一部です

 

 

コロナ以来、閉塞感の日々、そして今回の能登半島地震と、暗いニユースが溢れる中で、それを突き破れる程の希望に満ちた辰、龍がやってきますよう!