初めての油絵作品が完成した。どの絵もそれぞれに傑作!記念の一作です。
そして、二回目はペンティングナイフだけを使い三色の油絵の具を各々が選んで、キャンバスにひたすら塗り続けた。
単純な作業だが、それぞれの真剣な眼差し。頭の中が無になり、静かな時間が流れていくとってもいい時間だ。
選んだ色も、キャンバスに描かれた様も、一人一人がこんなにも違うのかと、そこが面白い。
一回目は、油絵の質感がつかめなくて、おそるおそるだった何事にも慎重なT君、コツをつかんで二回目は堂々と。 その変化がすごい。
色のこだわり、独自なスタイルを貫くMちゃん、今回もおしゃでな色合いが魅力的です。
大胆な構図、いつも個性的なK君は今回も中々だ。どんな絵ができるのか楽しみだ。
いつもどんな絵を描く時もイメージ抜群のS君、今回ももう頭の中には絵が出来ているようだ。
なんといっても青系統が大好きなRちゃん、三色選んでこんな風に描いてみました。
さてさて、これを下地にして次回は家のある風景へと誘います。皆どんな風に描くのかな。楽しみです。
今、世の中は、デジタル化が進み、コロナ禍で更に進みそうな中で、油絵を通して手つくりの良さを、手つくりの楽しさを、子ども達に感じてほしい。
そして日常の中でも、造形や油絵を通して、すぐに答えが出ないじっくり過ごす過程の豊かさを、大切さを伝えたい。