夏休みの絵

夏休みの思い出をいきなり描くって、子どもたちにとっては過ぎたことなので、ワザワザ描くのもちょっと辛いかな。
それで、教室では一工夫。

まず和紙を手で丸めて、

絵の具で着色。
「山、川、海に行ったよ」
中には「家でゴロゴロしてまんがを読んでいるのが楽しかった」「お祭りに行ったよ」等々、子ども達がわいわい発言し出す。
絵の具の色は、楽しかったことをイメージして塗っていく。
一寸いい感じ。
「こんなことをしてなにするの?」
「お楽しみは来週ね」。

次週
一緒に行った人達を描いてみよう。圧倒的に家族が多い。
それを描いてハサミで切って、先週作った画用紙に貼っていく。
温泉、海、川、プール、子ども達の心の中に、楽しかった一瞬の思い出が蘇ってくる。
たのしい絵が出来上がっていく。

「先生はなにしてたの?何処か行った?」
よくぞ聞いてくれた。
「教室の壁塗りしたり、蛍光灯を新しくしたりね」
「そういえば、明るくなったね」
よかった、気がついてくれて。
でも、何名かは教室に入ってすぐに気がついた子もいた。
塗ったかいがあった。


いっぱい遊んだね!
二学期、楽しく作ったり描いたりしょう!