長い自粛生活から子どもたちがやってきた。
元気そうな中にも、学校の再開、登校時間が日毎に変わったり、やっぱり疲れてるように見える子もいた。
「学校では前を向いて、しゃべっちゃいけないんだよ」と、ポツンと言う子もいる。
「勉強はオンラインでね」これからはそんな時代がやってくるのかななんてふと思いつつ、中にはそれなりに自粛生活を楽しんだ子もいた。様々な報告、まずは受け止めるのが精一杯だった。
子どもたちの様子を見ながら、再開のスタートは粘土制作。こねて叩いて、粘土は子どもたちの心を解き放つ。
それから手形をとって夏に向かうので冷たい手袋を作ることにした。
「前にもやったことあるよ」
「でもね、前の時より大きくなってるよ」等など会話を楽しみながら、
一週目で作り上げて
著色して
ほらね出来上がり!
絵を描いている人もいる。そうそう、本を読んでいる子もいたっけね。年齢が大きくなるにつれ、自分のやりたいことがはっきりしてくる。何でもOK.OK。一つのことをじっくりやり続け、やりとげる。いいね!
久し振りの教室、手の消毒から始まってマスク着用、三密を避け壁に向かって机を設置した。それがかえって子どもたちの集中する力になったようだ。
しばらくはこのスタイルでと思いつつ、以前のように向かい合ってマスクを外し、わいわい言いながら制作出来る日が待ち遠しい!