教室を再開してから一か月が経った。
時間を追うごとに、子どもたちの姿に変化が見える。
ふと見ると、制作中に机に顔をくっけて眠り込んでいる子がいる。
制作途中に、ごろりと横になって天井を見つめている子がいる。
「疲れた」とため息をつく子がいる。
「今日は、おけいこに行かないそうです」と連絡が入った。
「どうしましたか?」
「友達と遊びたいと、公園に走っていきました。学校でもあまりしゃべっちゃいけないようで、煮詰まっているようです」
普段教室大好きなK ちゃんの姿が頭をよぎる。
時間差登校から、ほとんどの学校が普段通りになったようだ。
塾やおけいこも始まったようだ。
長い自粛生活から、この一か月に順応するのはやっぱり大変だと、子どもたちを見つめる。
勿論、元気いっぱいで制作に夢中な子たちも何名もいる。
一人一人の様子に耳を傾け、子どもたちが安全で少しでも楽しい思いで教室に来ることができますよう。
今、安易に言葉にできない沢山の思いがわたしの頭をよぎる。
子どもたちの最近作です。
ティッシュ箱の裏側に、思い思いに絵を描いた。走る車です。
車の絵柄にこだわる子、窓の中にこだわる子、中が中々見えないけれど、そっと覗くと工夫がいっぱい。いいね!
大きく窓を開けて食べ物を売る車、これから組み立てる子、どんな車が出来るのかな?
7月に入って感染拡大が増幅し不安定な日々です。
どうぞ皆さま、くれぐれも気をつけてお過ごしください!
明日7月5日は都知事選、誠実で実行力のある人が選抜されますよう!
若者をはじめ多くの人々に選挙に行ってほしいです。