子どもの発想・子どもの発見

先々週から始めた和紙からの絵画制作。

今回は3週目です。子ども達の発想・発見にご注目下さい!

 

よくよく見ればリスの登場、じっくり時間をかけてリスのお花見を描いた作者。三匹いるよ。探してみてね。

 

「黒いのはなーに」って聞いたら、「影」と答えた作者。しずくです。だからしずくの影の周りは水滴になってるのかな。よく見れば蝶々の影もいます。美しい花の上を舞うしずくや蝶の影達。なんて面白い発想なのかと感心しました。

 

もう一個の花はすみれでした!右下の美しいすみれにご注目。左下のカタツムリは、どの花が気に入ったのかな?

 

先週ほとんど完成かなって思ったら、木々の周りには花やキノコ、そしてカブト虫やクワガタも登場。一気に、はなやんだ風景に変身。


どうするのかなって見ていたら、あら、あら、魚が泳ぎだした。あっちを見たりこっちを見たり、おもわぬ海の風景に変身しました。だから描くって面白い。

 

うーん、これは凄い。大きなシャムネコを描いた作者、画用紙からはみ出してしまった尾っぽが面白い。シャムネコ君はもしかしたら、ほおずきが気に入ったのかな。

 

「化石ってのは、大昔生きていた生物が死滅して長い間地層の中に堆積されたものなんだよ」と説明してくれた作者。だから恐竜や古代の生物を描きました。時間切れでこれらを貼る時間がなかったけれど、きっと面白い絵が出来るって思います。

 

もっともっと落書きしたいと先週言ってたMちゃん・ぐちゃぐちゃ描くって楽しいねって言ってたA君・残念ながらこの日は欠席でしたが、ふたりとも中々面白い!

 

こんな風に子ども達の絵が出来上がりました。ただ描くだけでなく、上手いとか下手だとかではなく、絵を通しての物語や、発想に耳を傾けるっていいなって思います。子どもの無限の心を引き出せたらと思います。もちろん気持ちが絵にのらない時や、描きたくないなって思う時もあります。全部ひっくるめて、その時々を重ねていく大切さを思います。

 

★長い年月を通ってきている中学生以上の生徒達。一人一人が自分に向き合い独自な絵を発見しつつある一部の生徒達の絵画風景です。他の生徒達もまたご紹介します。

 

コロナ数が少し減少してきました。が、教室は引き続き感染対策をしっかり行います。天候の不安定、寒くなるにつれてインフルエンザの流行も気になります。皆様どうぞ気をつけてお過ごしください。